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事業構造転換の取り組みと実績

事業構造転換の取り組みと実績

新型コロナウイルス感染拡大と幾たびもの緊急事態宣言により、人々の生活様式は一変しました。
あらゆる同人イベントが中止・縮小を余儀なくされ、クリエイターの創作機会が失われるとともに、ファンが創作物を手に取る機会も減少しました。
しかし我々は、その厳しい経済環境の中でも成長し続ける仕組みを検討し、
2020期:キャッシュ確保、2021期:事業構造転換推進、2022期:トップライン成長 を前提に取り組んでおります。

事業構造転換によるオンライン事業実績及び事業目標について

  • 同人誌通信販売事業 売上推移
  • Fantia事業 流通総額推移

構造転換の取り組み

当社は創作環境・購入手段が著しく変わる環境に対し、以下の方針で事業構造転換を推し進めています。

経営資源分配の最適化:クリエイターの皆様、お客様の需要に最も沿っているオンライン事業のサービスを充実させるために、
リソースの多くをオンライン事業に投資しています。

ビジネスと組織機能のDX推進:提供するサービス及び事業運営に対するあらゆる業務のDX化を進めるための設備投資や採用投資を積極的に行い、
運営面の改革を進めています。

構造転換推進の立役者である「とらのあなラボ」の取り組みやビジョンを下記にまとめております。
とらのあなオンライン事業200億円突破の立役者 AniTechを推進する「とらのあなラボ」の取り組み

事業展望・方針について

当社は来期についても継続して以下を推進し、クリエイターやお客様一人一人に最適で効率的な創作・発信・購入体験の実現を目指します。

成長戦略:DX推進/ユニファイドコマース戦略推進 セグメント毎方針として、以下を念頭に事業推進して参ります。

店舗事業:新型コロナウイルス収束の不透明さを鑑み、来期にかけても選択と集中を推進します。他方でinShop流通の拡大による、
ローカル商圏への出店を拡大します。 中期的には旗艦店へと集約していき、店舗のあり方を「物を売る場から、
クリエイターのブランド価値を高める表現の場」へと変え、アフターコロナへと備えます。

通販事業:データ分析環境をより改善し、顧客毎にカスタマイズした創作と、購入体験のリアルタイム提供を実現します。
2025期に162億円の売上を目指します。

Fantia事業:事業をより多くの方に知ってもらうためのセールスやプロモーション、サービス機能の強化、またビジネスモデルの再利用を行い、
2025期に210億円の流通総額を実現します。

事業成長を通じてクリエイターの創作支援、ファンのエンタメ体験支援を行うとともに、
同人文化の継続のために各種施策や投資、提携等を行って参ります。

クリエイターの皆様へのお知らせ

クリエイターの皆様の創作活動を支援するために、当社では下記に取り組んでいます。
多くのファンが皆様の作品を心から待っています。是非積極的にご利用ください。

■「ゼロエン同人印刷」サービス
同人誌の印刷代をとらのあなが立て替えて委託売上分から相殺するサービスを実施しており、
クリエイター様は印刷費を負担することなく作品を発行することができます。

■「WEBオンリーイベント」サービス
WEB上でお好きなジャンルのオンリーイベントが開催できる、
昨年のローンチ以降累計開催数約250回、利用サークル数約2800、推計流通冊数30万冊以上と非常に多くの方にご利用いただいているサービスです。

イベント告知ページを作成し、参加作品を「通販特集ページ」で販売することができ、
とらのあなへの委託作品がなくても専用のサークルページを作成できます。

その他にもサークル様のご要望に基づき、今後も機能の強化を図ってまいります。