第1回


 はい、ということで第1回です。
などと言いながら、これを書いている現在9/11。アップ日ぎりぎりに 「はじめに・キャラ紹介」とこの「第1回」を同時に書いておりまして 気分は第二回ですが、まあそんな話はどうでもいいですよね。
担当のふじおかです。
 こちら「クピタ▽クピトス 〜戯曲とりかごの少女〜 サヤメフィギュア製作秘話 こんなとこまで見せちゃうの!?」では 「クピタ▽クピトス」のヒロイン『サヤメ』フィギュアの出来るまで、を毎月少しづつお送りしていくページとなっております。
 とは言いましても、私自身はフィギュアの原型なんて作ったこともないズブの素人。 やはり「餅は餅屋」ということで、ここでは原型製作を担当していただいている 植物少女園さんに作業の合間にとっていただいた画像とコメントを元に 世に数多あるフィギュアたちが実際にどうやって生み出されているのかを知っていただこう というこの企画。素晴らしい!!!!!!!
 このページを見て自分も原型を作ってみようかしらなどと思い実際に作ってみたら 意外といい出来になってガレキイベントで販売してみたらすごく売れてあっという間に 有名人になってお金も身長も増えましたなんていう可愛い女の子がいらっしゃいましたら 是非結婚してください。
 そんな気持ちを込めて、早速第1回目の本題スタート。以下は植物少女園さんにバトンタッチして お送りします。


[sayame01]
サヤメ  一番最初に、原型の芯を作ります。
 芯の素材は何でも良いんですが、途中で形を変更する際に 芯の部分が出てきてしまう事があるので、修正しやすいように 盛り付けと同素材で作っておきました。
(最初からポーズがバッチリ決めれればそういう問題は起きないと思うんですが…(´・ω・`))
 分割が肩・胸・胴・腰に分かれていますが、いつもそうしているという訳ではなく なんとなく今回はフィーリングでやってみました。
 フィーリングというのは結構大事です。と思います。

[sayame02]
サヤメ  芯を繋げてポーズをとらせました。
 設定資料のポーズです。
 使っている素材ですが、ニューファンドという石粉粘土です。
 「ニュー」がミソです。ファンドに比べて高級なんですよ。

[sayame03]
[sayame04]
サヤメ サヤメ
 顔は、01の球状の物に粘土を盛り付け、あご、鼻を作ります。
顔立ちを彫りの深い西洋人系70%(※いかにも西洋人な人の彫りの深さを100%とした場合の割合)にしようと思っているので  目の周りを深めに彫っておきます。
 この後たくさん盛ったり削ったりするので、土台にするように こんな感じかな、程度で止めておきます。
 どうして細かい部分を作らずにここで止めておくかと言うと 硬い土台がないと作れないからなんです。
 柔らかいといじってる場所以外は気が回らなくなって、壊してしまうからです。

[sayame05]
サヤメ  頭と体の比率です。
 ポーズが地獄突きっぽいですね。
 首が頭と体どちらにもついているのは、顔の細かいところを作る際は 体から切り離して進めるのですが、首がないと作りにくいためで 体も首がないと形が作りづらいためです。
 ある程度出来てきたらくっつけてすり合わせをします。

[sayame06]
サヤメ  02のものに盛り付けただけのように見えますが、02はスケールが小さすぎたので 2周りくらい大きいサイズにするために一旦バラバラにしてやり直したのですが その状態の写真を撮り忘れてしまいました。 というか、02に比較する対象物が無いので比べ様が無いですね(;´ー`)
 盛り付ける際、あまり太く、リアルになりすぎないようにするのが一苦労でした。 ポーズを付けるとき結構リアルにしてしまいがちになるんですよ。 私の他の作品を見たことがある人には意外に思えるかもしれませんね。  今回のサヤメの体型は少女漫画のように夢のある感じの素敵体型にしたいです。 といっても、なるべく人体構造から離れ過ぎないようにします。
 ここからまた、形を整えつつ、ポーズの調整などをしていきます。



 以上、植物少女園さんでした。
 こんな適当な進行の企画に受けていただき、作品制作解説までしていただける 素敵な植物少女園さんのHPには、ご本人が今までに製作された他作品の画像なども あるので皆様是非そちらもあわせてご覧ください。
 お仕事の依頼などもそちらから受けていただけるようです。
 お仕事の依頼などもそちらから受けていただけるようです。(強調)
 ちょっと勝手に宣伝してみました。

 それでは皆様また次回をお楽しみに。


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