第13話「ミニチュアフードを作ろう」

◆ その3「作り方の基本」

まずは粘土でのミニチュアフード作りの基本として
バナナなんかどうかな。

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樹脂粘土に黄色のアクリル絵の具を混ぜてよく練ります。
アクリル絵の具は不透明なんだけど、ちょっと混ぜたくらいだと
乾燥すると若干透明感がでます。

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完全に不透明にしたいときは白の絵の具も混ぜておきましょう。

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バナナの造型のポイントは、若干エッジの立った皮の部分と
両端の細い部分の形状です。
実物や写真をよく観察して特長をとらえていきましょう。

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黄色の絵の具だけ混ぜた粘土と
黄色と白の絵の具を混ぜた粘土の比較です。
乾燥すると、黄色の絵の具だけのものは若干透明感がでます。
写真じゃわかりづらいですが。

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粘土が乾燥したら、次に色を塗っていきます。
黄緑の絵の具で端の方にグラデーションをかけています。
それに先っぽの部分に黒。
所々に茶色+黒で汚しを入れています。

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おおっ
それっぽくみえますねー
仕上げにニスを塗りますが、
バナナはマットな質感なので別に塗らなくてもOKです。
今後の参考に、ツヤありとツヤなしで塗って比較してみました。

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なんかたくさんバナナ作ってたら、頭が混乱してきました。
あれ?バナナってバナナでしたっけ?
「ナ」の字は何個ついてました?
バナナナ?バナナナナ?バナ?
あかん、おかしくなっとる。
同じく黄色い粘土を使って
今度はオムライスを作ってみよう。
たまごの部分は不透明なので黄色+白の粘土がいいよ。
オムライスの形を作ったら
乾燥する前に表面を歯ブラシでたたいてデコボコにします。

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乾燥したら茶色の絵の具で焦げ目をつけていきます。

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次にレタスを作るので
樹脂粘土に黄緑の絵の具を混ぜて薄く延ばします。

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しわを作ってからちぎって乾燥させます。

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乾燥したら緑の絵の具で薄くグラデーションをかけます。

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お皿に盛ったら、
ツヤだしニスに赤い絵の具を混ぜて作ったケチャップをつけて完成です。
お皿の作り方は、またあとでまとめて解説するよ。

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