第13話「ミニチュアフードを作ろう」

◆ その2「用意する道具」

ミニチュアフードの素材には樹脂粘土と石塑(せきそ)粘土を使います。
樹脂粘土は乾燥しても若干柔軟性があって半透明です。
石塑粘土は乾燥すると固くなり、切削やヤスリがけがやりやすいです。
食べ物は主に樹脂粘土で作って、食器類は石塑粘土で作っていきましょう。
粘土は色んな会社から出ていて、それぞれ使い心地が違うので
一度使ってみて自分の好みで判断するのがいいと思います。
私のおすすめはレジックスという樹脂粘土だよ。

sousaku13_02_01.jpg(113812 byte)

それから仕上げの表面処理にはニスを使います。
テカテカにするツヤ出しニスと、マットにするツヤ消しがありますので
作るものによって使い分けていきましょう。

sousaku13_02_02.jpg(63351 byte)

粘土やニスの着色には、
アクリル絵の具とエナメル塗料のクリヤーを使います。
アクリル絵の具は不透明なので、透明なパーツを作るときには
クリヤーな塗料を使いましょう。
別にエナメルのクリヤーじゃなくてもラッカー系のクリヤーでも
染料系のカラーインクでもなんでもよいよ。

sousaku13_02_03.jpg(88127 byte)

それとあると便利なのがアートプレッサー。
粘土を延ばしたり棒状にするのが綺麗に出来ます。

sousaku13_02_04.jpg(73667 byte)

作業中は粘土を小まめにタッパーに入れて乾燥を防ぎましょう。
作った色付き粘土はラップでくるんでおきます。

sousaku13_02_05.jpg(99970 byte)

それでは、準備が整ったところで早速作っていきますよー


第13話「ミニチュアフードを作ろう」(漫画:むっく)はコチラ!