実際に掘り始める前に警告です。
刃物を使う作業だから、
手を切らないように十分気をつけましょう。

基本、刃物の進行方向先に手を置かなければ怪我はしませんが、
小さいものを彫っていくため、そういうわけにもいかない時があります。
また手が疲れてくると滑ったり、力の調整が出来づらくなって危険ですので
集中力を切らさないためにも、小まめに休憩をとりましょう。

あいあいさー

まず、三面図を参考に
木材に鉛筆で下書きします。

ここから、ノコギリや平刀で
おおまかな形を切り出していきます。

平刀でざっくり切るときには
図のように下にいらない木を置いて切ると
力が入りやすくていいです。

この位まで彫ったら、
今度は印刀に持ち替えて彫っていきます。

印刀は、平面に曲面、奥まった所など
さまざまな場面で使い勝手がいいですが、
手を滑らせると怪我をしやすいので注意です。

図のように、
左手の親指で刃を押すようにして切ると、
勢いあまって切りすぎることがないので安全です。

この位まで切り出せたら
次の工程に移りましょう。