根付は、本来留め具となるものだし
身に着けて持ち歩くものだから
素材はそれなりの強度のものが必要となるよ。

木材なら、黄楊（ツゲ）、黒檀（コクタン）といった堅い木。
また象牙や水牛の角といった動物材も用いられます。

しかし、これらのものは入手が容易ではなかったり、
堅すぎて加工するのが大変なので、
今回は、仏像などの木彫に使われる
柔らかめで加工のしやすい檜や楠、桂といった
木材を使用しようと思います。

木彫をするのに必要な道具は、
彫刻刀、ノコギリ、紙ヤスリ
あとリューターもあったほうが便利だね。

彫刻刀は、種類があった方が色々な彫り方ができるけど、
最低限、丸刀、印刀、平刀があれば、大体彫れると思います。

ノコギリは、おおまかに切るでっかいやつと、
細かいところを切るちっちゃいのがあるといいですね。