第27話「漫画を描こう」
◆ その2「アナログで描いてみよう」
私は、絵を描くのは、もう完全デジタルなんだけど
線のタッチとかアナログの良さにも未練があって このままでいいのであろうか?と日々思うのよ。 |
ほうほう
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そこで今回は、久しぶりにアナログでイラストを描いてみて
その良さを再発見したいと思います。 |
最近はデジタルから絵を描く人も増えてるみたいなので、
そういう人にもアナログに触れる機会になるかな? |
まず下書きをさらっと描きます。
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下書きが出来たら早速ペン入れしていきましょう。
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ペンの種類はいくつかありますが、
細い線を描く「丸ペン」 強弱のある線を描く「Gペン」 一定の太さの線を描く「サジペン」 の三種類を使い分けると良いでしょう。 |
といいつつ、私は
Gペンで全部描いてしまうんですけどね。 なぜなら持ち変えるのが面倒だから。 |
ペン入れ完成。
うう… 久しぶりにペン持ったら全然描けねぇ |
下書きの線を消しゴムで消したら
ミリペンで黒フチを描いて、全体を整えてます。 |
次にスクリーントーンを貼ってみましょう。
これは模様の描いてある透明なシールみたいなもので これを貼って、絵に濃淡をつけていきます。 |
まず大まかに切り取ったら線画の上に重ねて
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はみ出たところをカッターで綺麗に切り取ります。
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さらにカッターの刃の背などを使って擦ることによって
トーンの模様の一部を削ることが出来ます。 |
トーンを全部貼ってみるとこんな感じ。
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この後、ホワイトを使って
はみ出した線を消したり、 ハイライトを入れたりします。 |
ジャーン
これでアナログのイラストは完成です。 |
トーンを貼るのって、
けっこう面倒くさいんですよねえ。 |
まあでも、濃淡や模様を全部手で描く事を考えたら
ぜんぜん便利だよ。 |