まずはデザインを考えましょう。
チョコになるので強度の問題から、
細い部分やとんがった部分は作らないようにしましょうね。

口に入れたときの舌触りまでイメージすると良いぞ。

うわあ　よだれ出てきた！

イメージしすぎやっ

今回は原型制作にモデリングワックスという材料を使います。

これはアクセサリーなど鋳造で作る金属の原型によく使われるのですが、
削ったり盛ったりが容易なので、小物のフィギュアなどを作るのにも
適しています。

>削る道具は、彫刻刀でもカッターでも自分の得物を使えば良いけど
私が使いやすいと思ったのはこんな感じです。

下書きなど細かい線を描く「けがき針」。
大まかな形から細かい所も彫れる「印刀」。
奥まった所が彫れる「平刀（極小）」。
平面や曲面を綺麗にならせる「スパチュラ」。

それから、削り方については
創作日記第６話「根付を作ろう」も参考になるから読んでね。

それでは削っていきましょう。

まずはデザインを元に、けがき針でワックスに下書きします。

外側のラインを切り出したら

印刀で立体的に削っていきます。

ある程度削ったら、紙ヤスリをつかって曲面を出していきます。
スポンジヤスリも使いやすくていいですね。

けがき針でディティールを彫ったら

Ａベンジンをティッシュや布につけてこすり、
原型の表面を滑らかにしていきます。

原型はこれで完成です！