Scal+インタビュー

プロフィール

【サークル名】
:Scal+
【作家名】
:高瀬(主催)
 

主催・プログラミング・編集・および一部シナリオを担当したのはわたくしになりますが、 アンソロジー形式でのゲーム作成となりましたので、シナリオ・スチル参加者様は多数いらっしゃいます。
OP・ゲーム内の動画については副主催の米豆様、立ち絵については、ミュウミュウ様、テクノ様、米豆様にご協力頂きました。
シナリオ・スチルの各ご参加者様の詳細については、こちらのサイトをご参照下さい。

質問

●質問1:今回「絶対幸福論」の制作に至ったきっかけは?

本編で悲運の終わりを遂げた槍陣営の幸せになっている姿が見たかったからです。

●質問2:制作期間はどのくらいですか?

発案・企画の段階からですと、半年程です。

●質問3:制作の中で一番こだわった点を教えてください。

せっかくのゲームを作るからには、ボリュームのある物を作りたいと考え、
長編で限られた人数(槍陣営がメインのゲームにする予定でしたので、他の登場人物を増やしたくなかったんです)で、
物語の構築が上手そうな方にシナリオをお願いできた事でしょうか。おかげでルート毎に多少の差はありますが、全シナリオ合わせてテキストは40万字程度あります。
また、予想以上にスチルご担当者様にもお集まり頂いて、豪華メンバーになりました。
幸せな槍陣営を見られたい方がこんなにも多かったんだなと思い、とても嬉しかったです。
無謀な企画にご参加頂いた参加者様方には、ご自身が好きなディルケイをかいて頂きたく思い、企画の段階から苦心しました。

あとは、メッセージボックス内のテキストの表示についてですね。
アンソロジー形式のノベルゲームですので、プレイヤーが各シナリオご担当者様の物語に違和感なく入りやすいよう、
早い段階でルート分けを行いました。
また、読みやすく、じっくり世界観を楽しんで頂きたかったので、クリック数やテキストの間や空白のタイミングなど、色々考えました。
スチルを目当てのプレイの場合は、スキップするので気がつかない方も多いと思いますが(笑)
何度も文字の大きさをかえたりしましたので、その度に改行を変えたりでとても時間がかかりましたが、
シナリオとスチルの両方を楽しまれる方にはそこそこ読みやすくなったのではないかなと思います。

●質問4:ゲーム制作で苦労したところは何ですか?

たくさんあります(笑)

LiveMakerというゲーム作成用のフリーソフトを使用しましたが、書籍がなくWEBで調べる事が多くて苦労しました。
初心者でも簡単に使用できるよう考えられた素晴らしいソフトではありましたが、細かい所に融通がきかなかったり、
プレイ画面も含め、システムの全体的に動きがもっさりしているなど…贅沢な悩みでしたが。
ですが、1年ぐらい制作期間があれば別のソフトを使っていたような気がします。

後は、調整とデバックでしょうか。
調整については、アンソロや合同誌を企画をされた方ならわかると思います。

デバッグはもう地獄でした。誤字脱字や選択肢の遷移などをチェックしながらゲームを進めていくので、長いルートでは10時間ぐらい。
それを9ルート分、2回以上行いましたので、死ぬかと思いました。一人では納期までにできなかったと思います。
デバッグにご協力頂きました方には心から感謝しております。

その他、曲集めや背景素材、ゲーム内のパーツ素材作成にもちろんプログラミングetc…最初から最後まで、心やすまる時はなかったです。
シナリオができてからの四ヶ月ぐらいは、お仕事している時間よりゲーム作ってる時間の方が長いぐらいでした。
今はもう思い出補正が掛かっておりますので、大変良い経験だったと言えますが、正直なところ、槍陣営への愛がなければ完成しなかったと思います。
作業量から言って二度としないし、そもそも出来ないと思います。
ゲーム作成がいかに大変なのか身をもってわかりましたので、もうどんなゲームに対しても、クソゲーと批判できません(笑)

●質問5:さまざまなディルムッド×ケイネスの設定がありますがEDは何種類ありますか?

ルートは9ルート。シュチュエーションごとにシナリオ担当者様に書いて頂きました。
原作ベースにノーマル、S、M設定、パラレル世界ベースでケルト、転生、親子、ドラマ設定、
原作ベースで聖杯戦争関係なく進む女体化、記憶喪失設定になります。
ED数はバッドEND(死亡END)も含め24あり、ルート毎に1〜4END程度になりました。……今見返すと、凄い数ですね。

●質問6:Hシーンはどの位ありますか?

9ルート中、7ルートに挿入されております。Hシーン毎にスチルも描いて頂きました。
ジャケットへのデザインにも拘りがありましたので、ジャケットやOPにはHスチルを入れておりませんが、
Hシーンが含まれているルートについては、1〜2つ程度Hスチルを描いて頂く事ができました。

●質問7:ずばり、一番Hシーンが濃厚なのは、どのキャラクターですか?

うーん、どのシーンですかね…何と比較すれば良いのか…。
濃厚なのからさっぱり爽やか系までありますが、わたくしの主観が入ってしまいますので、
ジャッジメントはプレイヤー様にお任せしたいと思います。
ただ、通常のラブラブH以外にも、素股、対面座位、無理矢理、放尿、フェラ、百合表現を含めた3Pなどがある事は記載しておきますね(*´▽`*)

●質問8:最後にこれから「絶対幸福論」をプレイする方に一言お願いします。

ボリューム、時間、槍陣営への各参加者様方の愛ともにたっぷり詰まっております。
たくさんのルートがあり、ご自身が好きなディルケイが見れると思いますので、
昔からディルケイが好きな方も、今ディルケイが気になっている方も、ぜひ遊んで頂けたらと思います。

詳細サイト:絶対幸福論