――今日はどうぞよろしくお願いします。今回の記事は、皆さんがどれくらい面白い話をしてくださるかにもかかっていますので期待しています。

るーす 丸戸さんは面白いですよ。

丸戸 なにその振り(笑)。いいですよ、じゃあるーすぼーい武勇伝でも話しますか。いくらでも話せますから。

るーす うわ〜、今日の集まりやりづらいな(笑)。

――では、質問に入らせていただきます。今回のメンバーとの出会いのきっかけや親しくなった経緯を教えてください。

タカヒロ るーすくんとは2005年の冬コミ会場で知り合いました。挨拶したら自分の作品をやってくれてて。その後、彼が上京してくるときにもう1回会って、飲んで三国志の話で意気投合したんですよ。丸戸さんは存じ上げてはいたんですけど、実際知り合ったのはるーすくんからの紹介です。

丸戸 僕とるーすくんが会ったのは2006年の夏だったっけ?

るーす いや、確か2005年の冬だったはず。

丸戸 僕とるーすくんが知り合ったのは、もともと共通の知り合いがいるんですよ。その人が有葉さんところに挨拶行くって言うんで、付いていってあかべぇの社長さんに挨拶したら、後でわざわざるーすくんが挨拶に来てくれて。

るーす 一昨年、有名なゲームのライターさんに会おうと思って積極的にアプローチしてたんですよ。その中に面白い人がいればいいなって思って。そしたらいい感じに(笑)、それ以来って感じですね。

――失礼ですが結構年齢差ありますよね?

タカヒロ 僕とるーすは同い年で、丸戸さんとは結構離れてますね。

――そういう年の差を感じさせない意気投合ぶりとお見受けするんですが、そうなった理由や接点というのは?

丸戸 いや〜、2人とも態度がでかいからじゃないですか(笑)?

るーす 全然でかくないですよ!

タカヒロ 俺も割と態度でかくない方だと思いますけど?

るーす いや、タカヒロはさっきからずっと脚組んでるからね(一同爆笑)。

タカヒロ これは癖なんで! 姿勢悪いんで!

るーす 前、何かの時もずーっと脚組んで下向いてて「こいつ機嫌悪いのかな」って思ったんだけど(笑)。

丸戸 まあ実際のところ、2人はね地位が偉いんですよ、年齢の割に。タカヒロさんなんて社長ですから。逆に僕はずっと組織に組み込まれた、現場一筋の定年間際の刑事さんみたいなもんなんですよ。そんな感じだからじゃないですかね?

タカヒロ 今の例えはどうなんですかね(笑)? まあやっぱりお互いの作品が好きだから言いたいことが言えるっていうのはあるんじゃないですかと思います。

丸戸 上手いことまとめるね〜。

■   『待てこれはタカヒロの罠だ』   ■

――今回同席している他の2人を一言で表すとどのような言葉が当てはまりますか? 丸戸さんを締めに持って行くと面白そうなんで、るーすさんからお願いします。

るーす 丸戸さんの締めはヤバイですよ。

丸戸 ちょっと待て待て待て! ネタ練り直すから(笑)。

るーす 僕は三国志が好きなんで三国志にたとえていいですか? たとえるならタカヒロは魏ですね。強い感じがする。丸戸さんは呉ですね。堅実に積み重ねていっている感じがするんで。僕は……南蛮の方にある小国で。

――そこで蜀ではないんですか。

丸戸 「はわわ〜、ご主人様敵が来ちゃいました!」とか言わないの(笑)?

るーす 言わない言わない。事務所のビルにネパール領事館っていうのがあるんですよ。ネパールっていうのが南蛮っぽいかなって。福岡ですからね。祝融夫人もいるし(笑)。

タカヒロ じゃあ次は僕ですね。まず、丸戸さんは一言で言うと「できる人」ですね。名刺の出し方が間違っていたのを教えていただいたり、シナリオ以外にも色々勉強になるなぁと。るーすは、「できる人」に対して「上手い人」というか。立ち回りが上手いんです。自分はもう少し効率的に立ち回りたいっていうのがあるんで、そこは見習いたいですね。

るーす タカヒロは三国志だと諸葛亮だよね、全部自分でやってるところが(笑)。

丸戸 あ、言われちゃったよ、それ。「タカヒロさん:策士。『待てこれはタカヒロの罠だ』」ってメモしてきたのに(一同爆笑)。言い方は悪いんだけどユーザーをハメる才に凄く長けてると思う。掴むところが凄い上手いんですよ。そして、るーすぼーいさんは「帝王」です。それ以上でもそれ以下でもありません。玉座が似合う男ですね。自分はサラリーマンです。金太郎みたいな奴じゃなくてごく普通の。

るーす 3人とも自分を下げてきやがった……。

丸戸 協調性に充ち満ちた人々ですね。

(次回6/8更新につづく)