第4回
またまたお待たせいたしましたの第4回、こんにちは、こんばんわ。お疲れ様デス。
新人担当MGでごさいます。
さて、いよいよ原型制作も佳境。人の体のラインを作り上げた前回の素体に少しずつ
服が着せられ、ドレスの形へとかたどられてゆきます。
どういう向きをしているから、体のどこに力が入るのか? どこに服の皺や影が出来るのかなどなど。
普段の生活ではあまり気づけないことをどのようにリアルに近づけてゆくのか。
原型制作としての植物少女園さんの技巧が詰まった第4回、どうぞお楽しみに。
前回では素体が大体できましたので、今回は服や髪を作っていきます。
素体にヤスリを掛け、ラインを滑らかにします。
ヤスリを掛けると印象がだいぶ変わりますよ。
って、その写真を撮り忘れてしまいました……すみません(´・ω・`;)
ちょっと作業が進んだ状態の写真ですが、こんな感じになりました。
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ざっと掛けた後、ラインの修正をしています。
滑らかになる事で、盛りたい所や削りたい所が見えやすくなると思います。
作業に詰まった時はヤスリ掛けをすると、結構すんなりと次にどうするか
見えてきたりするので、悩んだ時に掛けてみるのも良いでしょう!
おっぱい、ちょっと大きくしました。
第3回のあと胸のサイズについて真剣に考えたのですが、
控えめなサイズより、女の子らしさを表現した方が良いのではないかと。
個人的な趣味で作るなら迷わず小さいままにしたと思うのですが、
サヤメの場合はAよりBくらいの大きすぎず小さすぎない、
ふんわり女の子らしさを感じる事の出来るサイズが似合うのではないかと
思ったのでそのようにしました。
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羽織っている着物の形を作っていきます。
ファンドを薄く延ばしたものを布と考えて体に巻きつけます。
布だったらどんなシワが出来るかなと考えながら付けていくと良いです。
実際どんなシワが出来るか分からないときは、身近にある適当な布に
実際にシワを作ってみるのが手っ取り早いです。
一度に全部は付けきれないので、少しずつ付けて、ドライヤーで乾燥を促進させてやると
待ってる時間が短縮できます。
オーブンの余熱で乾かす事もするのですが、服の場合は形を保ったまま
オーブンに入れるのが難しいので、ドライヤーの方が良いかなと思います。
ドライヤーでも熱くなりますので、手袋をするなどして火傷には注意してくださいね。
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少しずつ着物の長さを延長していき、髪の毛も軽く付けました。
着物の中にキャミソールを付けているのですが、全体的な形を早く見たくて
キャミソールは後回しにしてしまいました。
後で中のものを付けると、パーツが干渉してしまった場合面倒なので
本当は先にインナーを作ってから外のパーツを被せてやると良いと思います。
それと、髪飾りの花のコサージュを乗せてみました。
たくさん乗せているのが可愛いかなと思ったのですが、普通に一輪の方が良いか
検討中です。コンパチにするというのもありかな、とか。
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服と髪の大まかな形が出来たので、パーツを分割しておきます。
入り組んだところ等の細かい作業をしやすくするためです。
細かい部分を作った後から分割するのは面倒ですからね。
どこで分割したら組み立て・塗装しやすいかなと考えつつパーツを分けます。
分割して作業しやすくなったので耳や手、足などの細かい部分も作りこんでいきます。
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だいたい形が出来てきて落ち着いたところで、インナーを作ります。
書くのが遅れてしまいましたが、服などを別パーツにしたい場合は
そのままファンド等を盛っていくとくっついてしまうので、離型材として
メンソレータムやワセリンなどを塗っておくと剥がしやすくなります。
塗った場所を修正したい場合は、その上からファンドを盛っても
剥がれやすくなっているので、ヤスリで表面を削って膜を落としてからのほうが良いです。
服を別パーツにする際の注意点として
薄すぎると複製できないので(薄すぎると複製の際穴が開いてしまう)
若干厚みをつけるのですが、厚過ぎるとモコモコしていかにも
別パーツですよという状態になると格好悪いので、自然な感じになるように心掛けます。
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本当はキャミソールなどの薄いものは体と一体化したほうが見た目が良いと思うのですが
今回は別にするという当初の予定があるので任務を遂行します。
ということで、キャミソールというよりはビスチェのような厚みのあるものを想定しています。
さっきとは別のパターンで、服を取ると細すぎてバランスが崩れてしまうという事も
ありますので、そうならないように素体の段階でバランスをみておくと良いです。
今回はあんまり苦労しないでバランスが取れたので良かったです。
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現在の状態はこんな感じです。
靴下や草履等まだ作ってない細かいパーツもあり、これから色々修正もありますが
大体こんな感じのものになります。
洗濯バサミは気にしないで頂けると幸いです。固定用です。
そういえば、なぜこのポーズをしているのか説明してませんでしたよね。
木の枝からぶら下がっているブランコに腰掛けているのですが、
そこに飛んできた蝶に手を伸ばしているという設定です。
本編第1話の挿絵で飛んでいる鳳凰蝶という全長20cm位の透明な蝶です。
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他の角度から
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次回は原型完成!の予定です。頑張ります。
以上、植物少女園さんでした。
いよいよ原型制作も終盤、でも、まだまだ皆様のお手元に届くまでの道のりは遠く険しいのです。
さらにどのような形でこの作品が進化して行くのか。広がり行くこの世界を楽しんでいただけますよう、
頑張ってまいりますねw
第5回をお楽しみに!!
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